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  • 執筆者の写真Ryosuke Misawa

JR上野駅 アートジャックプロジェクト

更新日:2022年5月29日

YAMANOTE LINE MUSEUM × 三澤亮介 _ ART WALL at UENO Sta.

2月25日よりJR上野駅の公園口改札内にて、新作一点を含む8点の作品群によるアートジャックの展示が始まりました。山手線を美術館にするという本プロジェクトにおいて、僕自身、駅という公共の場所でここまでの規模で作品を展示させて頂くことは初めてのことです。初日から多くの方が行き交い、老若男女が作品を見つめているその姿にとても感動しました。ぜひ、この機会に作品をご覧頂けると幸いです。この企画は、メルメの方々との仕事でして、山手線中吊りギャラリーに続き、公共性が高くとても意義深い仕事です。 ぜひ、実際に作品を見に行ってみて下さい。また、プリント作品も25部限定で発表するので、ぜひお迎え下さい。https://yamanotelinemuseum.com/art_wall_vol2.html










(ステートメント)

僕が今回の新作において携えたテーマ(背景)について。今回、人々が行き交う公共のスペースだからこそ、伝えたい、いま伝えるべきこと。新しい社会にむけて、アートが"イマ"提示しておくべきことが込められています。そして、ここでいう新しい社会とは、具体的にはダイバーシティ&インクルージョンが実践される社会、つまり「多様性を包括しながら、互いに受容し合う社会」です。これは、私達がこの地球で生きていく上で、それぞれが考え、向き合い実行していくべき変わることのない理念です。僕はアーティストとして、この時代を超えた普遍的な命題に対して、自分のなりの答えをどのように提示していくのか。それが本プロジェクトの新作において問われていました。それを今回僕は、先述のアウトプットで解答したように感じています。


しかし、これはあくまで私の現状の答えであり、皆さんへの問いかけでもあります。もちろん、作品としては完成にもっていけたと、胸を張っていますが、大切なのは、「その先のアクション」だと思っています。

私の作品で足を止めてくれた人々が、何かを感じ取り、ひとりひとりの未来を構想し、尊重し、身近な事柄から行動に移せるキッカケになれば、作品は本当の意味で完成するのかもしれません。


長くなりましたが、駅という公共のスペースから、アートで未来を考え、ともにこれからの世界を創っていきましょう。


ぜひ、このプロジェクトに足を運んでみてください。


最後に、素敵なプロジェクトに呼んでくださったメルメの方々、JRの方々、設置をして下さった方々、本当にありがとうございました。このような大きなプロジェクトに携われた事は、アーティストとしてとても光栄な事です。


僕達の願う世界に向け、少しずつでも、少しでもアートの力が届きますように。


三澤亮介 


(企画概要)

昨年、"YAMANOTE LINE MUSEUM"の第1箇所目としてスタートした上野駅のART WALL。今日からexhibition vol.2が始まりました。


今回は美術家 / 三澤亮介をお招きし、新作を含めた全8作品が上野駅をジャックしています。三澤の描く連続した特定しない人物像(=Them)は、駅を行き交う人々とシンクロし、この場所特有の対話を生み出しています。


また、新作の「Colorful World」は公共性を主題にしており、駅との親和性が高いことから、YAMANOTE LINE MUSEUMで初公開です。

それに合わせて、本作の限定25部オリジナルプリント作品を販売いたします。


場所は上野駅公園口 改札横です。

是非ご覧ください。


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YAMANOTE LINE MUSEUM


【 ART WALL at UENO Sta. 】


2/25/Fri〜3月末日予定


場所

上野駅 公園口 改札内横


企画

東京感動線


総合ディレクション

MELTedMEADOW


写真

Yusaku Kimura


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